アレルギー検査について

症状やご相談に応じて、各種アレルギー検査(特異的IgE検査:アトピー性皮膚炎、花粉食物アレルギー症候群等、パッチテスト:かぶれ、金属アレルギー等)を行っております。

パッチテスト

かぶれの原因を調べる場合には、「パッチテスト」という皮膚の表面にアレルゲンを直接付着させる検査を行います。金属アレルギーをはじめ、かぶれを疑った場合には背中に疑った原因物質を貼り、48時間後と72時間後、さらに1週間後に皮膚の反応をみて、かぶれの原因を探ります。夏は汗などにより、うまく判定できなくなることが多いので、汗をかく季節は避けたほうがよいです。当院では10月〜5月でおすすめしております。

血液検査

食物、花粉、動物などタンパク抗原によるアレルギーを調べる検査です。アトピー性皮膚炎、一部の蕁麻疹、花粉症、食物アレルギー、食物花粉アレルギー症候群などの方にお勧めします。
当院では、動物、食べ物、花粉など広く網羅した アレルゲン39種類を一度に調べることのできるview39というスクリーニング的な検査と、肝腎機能などの一般採血と特異的アレルゲン13項目(こちらはview39に入っていない項目もあり、自由に組み合わせ可能)を選び、IgE、TARCなどのアトピー性皮膚炎の病勢を測る検査を組み合わせる方法があり、患者さんと話し合い、どちらか一方を選択させて頂いています。アレルギーの原因を知ることで、対策を立てたり、季節性のアレルゲンの場合は薬を前もって備えることができるため、アレルギー体質の方にはぜひ受けることをおすすめします。