
脂漏性角化症は、いわゆる「老人性いぼ」と呼ばれるもので、多くは20代後半から中年以降に増えてくることが多い良性の皮膚のできものです。年齢とともに数が増えていきます。首や顔、頭皮、体などにできることが多く、「しみのように見えるが少し盛り上がっている」「触るとざらつく」といった特徴があります。多くは心配のいらないものですが、見た目が似ている別の病気もあるため、気になる場合には確認が必要です。
見た目の特徴
脂漏性角化症は、
- 茶色〜黒色
- やや盛り上がっている
- 表面がざらざらしている
といった特徴があります。
注意が必要なケース
ほとんどは良性ですが、見た目が似ている別の病気が含まれていることがあります。例えば、
- 基底細胞がん
- メラノーマ
- 日光角化症
- 汗孔腫、汗孔癌
などです。すべてを疑う必要はありませんが、
- 急に大きくなった
- 形や色が不均一
- 出血しやすい
といった場合は、一度診察で確認することをおすすめします。
治療について
脂漏性角化症と診断された場合、保険診療では液体窒素による治療を中心に行います。凍らせて徐々に取れていく方法で、数回に分けて治療することが一般的です。
その他の治療方法
「一度で取りたい」「できるだけ跡を残したくない」といった場合には、
・手術による切除
・高周波メス
・中波長治療器(デルマトロン)、ブルーレーザー
などを用いた治療を行うこともできます。病変の大きさや数によって、使う機器が異なりますが、デルマトロン、レーザーは自費診療となります。詳しくはこちらをご覧ください。




